潰瘍性大腸炎になって
潰瘍性大腸炎という病気になって約2年が経ちました。
自分が病気になるとは思っていなかったです。
病気について経験したこと、感じたことを書きたいと思います。
潰瘍性大腸炎とは?
大腸の粘膜に炎症が起こることにより下痢や腹痛、血便(便に血が混ざる)などの症状が現れる病気のことで、潰瘍性大腸炎の明確な発症メカニズムは分かっていませんが、1つの原因によって引き起こされるのではなく、遺伝や食生活などの要因が重なって、免疫に異常が起こることで発症すると考えられています。
国の指定難病の1つに指定されています。
発症頻度は10万人に100人程度とされています。また、発症に男女差はなく、20歳代頃の比較的若い世代から高齢者まで幅広い年代で発症する可能性があるのも特徴の1つです。
潰瘍性大腸炎の症状の現れ方はさまざまであり、よくなったり悪くなったりを繰り返すパターンもあれば、症状がずっと続くパターン、急激に重度な症状が現れるパターンなどもあります。治療の主体は大腸の炎症を鎮めたり、過剰な免疫のはたらきを抑制したりする薬による薬物療法ですが、薬物療法で十分な効果が得られない場合などは大腸を全て摘出する手術を行うことも少なくありません。
また、潰瘍性大腸炎は、発症して7~8年ほど経過すると大腸がんを併発するケースもあります。そのため、潰瘍性大腸炎と診断された場合は症状がよくなっても適切な治療と検査を続けていくことが大切です。(メディカルノートさんより引用させていただきました。)
経緯
もっと早くに病院に行くべきだったのですが、下痢がずっと続いていました。約1年ほどです。当時はすぐ良くなるだろうと考えていた為、病院には行きませんでした。
友人に何気なく、「下痢が1年ほど続いてるんだよね」と話すと
「早く、病院に行ったほうがいいよ」と言われたことと今まであまり起きることがなかった便失禁が起きるようになったことで病院に行くことを決めました。
町の胃腸科に受診したところ、「1年以上下痢が続いているのは普通じゃないから一度大きい病院で診てもらったほうがいい」と言われ、大きい病院で内視鏡検査を受けることになりました。
内視鏡検査で台の上に乗ったときに、「自分はどうなるのか?」とすごく不安な気持ちになったことを覚えています。
診断結果は「潰瘍性大腸炎」でした。
何もないと思っていただけに、ショックを受けました。
自分のことよりも、両親に対して申し訳ないという気持ちになりました。
自分がもっと自信を持って生きていれたらや、もっと堂々としていられたら病気にならずに済んだんじゃないかと思ってしまいます。
病気の原因は分からないと言われているのですが、ストレスなどの要因は関係していると思います。
精神的に弱い自分が情けなく、両親に申し訳なくなります。
病気になって気づいたこと
当たり前のことが当たり前ではないということです。
食事では、お酒、甘いもの、刺激物を控えるように言われました。
好きなものを食べたり飲んだり出来なくなるのは辛いです。
便を漏らすようになってしまいました。便をもよおしてから、お腹がすごく痛くなり我慢できないのです。トイレがすぐ近くにあればいいのですが。
毎日、薬も何錠も飲まなければいけません。
月1回の病院の検査。
お尻からカメラを入れるのは、痛みが伴い嫌な時間です。
症状がひどいときには、すごい腹痛と熱がでました。
しかし、悪いことばかりではありませんでした。それは支えてくれる人の優しさに気づけたことです。
心配してくれる人。
「大丈夫?無理はだめだよ。」と声を掛けてくれることが本当に嬉しかったです。
当たり前じゃない。
支えてくれて、心配してくれる家族。
尽力してくださる病院の方。
感謝の気持ちをもって、恩返しをしていきたいです。
病気に対して取り組んだこと
お医者さんにいいと言われた食品や飲み物です
・青汁(メタプロ1000)
・ヤクルト1000
・ヨーグルト
控えた方がいいもの
・お酒
・甘いもの
当たり前のことですが、処方された薬を忘れずに飲むこと!
むずかしいかもしれませんが、ストレスを溜めすぎず自分なりの解消法を持つこと。
悩みがあれば、信頼できる人(家族や友人、恋人)に話を聞いてもらう。
最後に
決して無理せずに、やわやわいきましょう!
何かあればコメントしてください。
何か力になる事ができたら嬉しいです。
また、病気に対して効果があったよというのがあったらぜひ教えて欲しいです!!
だんないちゃ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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#負けない
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#一度きりの人生
#笑って生きる
#だんない